そんなこんなでミチコは次の火曜日に増田クンと会うことになった。

ただ、会うにあたって、1つの書類を持ってくるように増田クンから言われた。

「名寄帳」

もちろん、ミチコはそれが何なのかよくしらない。

言われるがままに、じいちゃんちがあるところの市役所に行き、取ってきた。

取ってきたそれを見てもちんぷんかんぷん。

ただ、わかったことは、おそらくじいちゃんの名義になっている不動産のことが書かれているってこと。

で火曜日を迎えた。

司法書士ってどんな服で行ったらいいのかしら。

ってどうでもいいことでミチコは悩みながら約束の時間の20分前。

いけないいけないっ。

って思い、「いつも」の服で家を出た。

「名寄帳」と「3万円」を持って。

増田クンの事務所に着いたのは約束の3分前。

急いで来たからなのか、初対面の人と会うからなのか、またまたイケメンと会うからなのか…

ミチコの鼓動はいつもに増して大きく早くなっていた。

続く…。

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