車は国道を西へと。話は終始ケンイチの仕事と車の話。

…とケンイチは、はっとした。

ミチコがいつも行く大型スーパーと方向が真逆なのだ。

ケンイチは「どこ行くの?」と言った言葉にミチコはまた「まぁね」とだけ返した。

途中、ミチコは「ちょっとお金を下してくるね」と銀行のATMに寄った。

戻ってきて、ケンイチはミチコのバックに無造作に入れられたお札の入った封筒に目を開いた。

目で数えても二十万ぐらいありそうだ。

続く…。

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