小説:お盆と家族と不動産と
第二十三話~ライブかよW~

市役所での話は1時間におよんだ。 8割のミスチルの話と2割の空き家バンクの話で。 話が終わり、ミチコがお礼を言って頭を下げ、振り返り1、2歩進んだところで「 ありがとうございました!」 と桜井さんの声が…。 そう、ライブ […]

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第二十二話~住宅整備課の桜井さん~

住宅整備課の桜井さんは桜井さんではなかった。 頭はハゲてて、背も低い…もちろん胸元のネームをみると桜井じゃない「中西」。 そこまで違うと一気にミチコは気落ちした。…が、 「どうぞ、こちらにおかけください」の一言が桜井! […]

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第二十一話~森林組合~

少し深刻な面持ちで、ミチコは市役所に行くために車のエンジンを入れ、フーッと長い溜息をついた。 そんなちょっと憂うつなミチコを救ってくれたのはミスチルの「GIFT」。 車から流れる「最高のギ~フト…」が身に染みた。 なんだ […]

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第二十話~ケンイチの魔法2~

ミチコは森林組合に着いた。 ちょうど車から流れるミスチルの「シーソーゲーム」が終わると同時に。 朝9時のアポイント。 「山の男って朝が早いのね。」 って独り言を言いながら車を降りた。 森林組合っていうぐらいだから木造の古 […]

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第十九話~桜井~

次の日、ミチコは朝日に背を押されながら高速を走った。 お気に入りのミスチルを聞きながら。 いい歳しながら桜井♡ラブなのだ。 コロナ前はライブでキャーキャー言っているぐらいの♡ラブなのだ。 今日は気分がいい♪気分がいいのは […]

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第十八話~ケンイチの魔法2~

で「法務局の人にありがとうございましたって言っててね」 とLINEすると、ケンイチから秒で返信が「は?ネットで取ったけど」と。 ネットで…。 インターネットでこんな個人情報のかたまりみたいなものも取れるのか…。 ついてい […]

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第十七話~ケンイチの魔法~

ケンイチは頭がおかしいのか… それともよっぽど仕事がヒマなのか… 今からじいちゃんちの方の法務局に行ってくる気なのか…ミチコはそう思った。 ただ、一方的に電話を切られて、とりあえず名寄帳をLINEした。 その後に「お願い […]

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第十六話~ケンイチとの電話~

と、ミチコのスマホが鳴った。ケンイチからだ。 昨日、増田クンと話したことと森林組合のことを一通り話したあとに 「ケンイチ、あのさ~。それで、明日森林組合に行くんだけど。 公図っていうのと登記簿謄本っていうのを持ってくるよ […]

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第十五話~書 類~

翌日、ミチコは早速動いた。森林組合に電話。 すると、明日にでもどうぞとのこと。 ただ、3つの書類を持ってくるように言われた。 それは名寄帳と公図と登記簿謄本。 名寄帳はもちろんわかったし、増田クンのところに持って行く前に […]

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第十四話~ヒント~

気づいたら2時間経っていた。 8割の雑談と、2割の中身ある話で。 増田クンは山積みの書類が頭をよぎり、チラチラと腕時計を見ては、ミチコの話に相槌を打ちながら。 ミチコのスマホが鳴ったところで、増田クンは「では、また何かあ […]

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