いつもなら車の音に気付き、他の誰よりも一番早く、誰より明るく出迎えてくれるミチコが…いない。
まぁ手料理でも作っているのだろうと思い、「ただいまー」「おーい」と玄関から入る2人。
が、誰の返事もない。家の中に入ると、6帖2間の和室にテーブル、その上にいくつかのオードブルがフタを閉められていた。
その先、仏間の手前に視線を移すと…いた。
ミチコが。
続く…。
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