少し深刻な面持ちで、ミチコは市役所に行くために車のエンジンを入れ、フーッと長い溜息をついた。

そんなちょっと憂うつなミチコを救ってくれたのはミスチルの「GIFT」。

車から流れる「最高のギ~フト…」が身に染みた。

なんだか、この山。そう死んだ父ちゃん名義の山と困難な山が、父ちゃんからのギフトに思えてきた。

そして、頬をつたう一滴をぬぐい、ミチコは市役所へ向かった。太陽はすでに高々と地を照らしていた。

続く…。

フォローお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です